「片付けなさい!」——気づけば毎日のように、この言葉を口にしていました。仕事を終えて帰宅すると、リビングはまるでカラフルな地雷原。ブロック、ぬいぐるみ、絵本が床一面に広がっていて、踏むたびにイライラが爆発しそうでした。
でも、一番困っていたのは“怒っても片付かない”こと。注意すればするほど、息子はムスッとして動かなくなり、逆効果でした。
そんなある日、「片付けって“遊び”にできないかな?」と考えたのが転機でした。怒らず、褒めながら、楽しんで片付ける方法を試してみたところ、驚くほど集中力が変わったのです。
この記事では、我が家の4歳児が「片付け上手」へと変わっていった過程と、実際に効果があった“遊び化のコツ”を紹介します。
最初に直面した壁:怒るたびにやる気がなくなる
息子が3歳を過ぎたころ、片付けの声かけが日課になりました。「おもちゃ片付けようね」と言っても、「まだ遊ぶの!」と反発。結局、寝る直前までおもちゃが散乱していて、僕が片付ける羽目に…。
妻からは「怒るから余計やらなくなるんだよ」と言われ、内心ムッとしました。こっちは仕事も家事もしてるのに、なぜ“叱る側”が悪者なんだと。でも、ふと気づいたんです。僕自身、“片付けを楽しいもの”だと思ったことがない。子どもが動かないのは当然だと。
「怒る前に仕組みを変えてみよう」。そう思って、翌日から“片付け遊び実験”を始めました。
試してみた工夫・改善策
① タイマーで「お片付け競争」
スマホのタイマーを2分にセットして、「よーいドン!」とスタート。息子は「どっちが早いか勝負ね!」と言うと目を輝かせて走り出しました。ゲーム感覚にすると、時間意識と集中力が一気に上がりました。
② 「色別ミッション」で整理を楽しく
「赤いおもちゃだけ集めよう!」など、テーマを決めてミッション形式に。自然と“分類”の力がつくし、子どもが自分で考える時間も増えました。後半は「今日はパパが色言う番ね」と言われるくらいハマっていました。
③ “見える収納”で達成感アップ
収納箱を透明タイプに変えて、「どこに何があるか」を見せるようにしました。片付けが“終わり”ではなく“整える”感覚に変わり、息子も「これここ!」と指差しながら進んで片付けてくれました。
④ 褒めるのは「結果」より「過程」
「全部片付いたね!」ではなく、「最後まで頑張ったね」「おもちゃが気持ちよさそうに寝てるね」と声をかけるようにしました。結果よりも“やろうとした行動”を認めると、継続率が全然違いました。
どう変わったか:片付けが“自分の仕事”になった
この方法を続けて2ヶ月。今では、遊び終わると自然に「片付けタイムしよう」と言ってくれます。集中して一つのことに取り組む時間も増え、絵を描くときやパズルをするときも“最後までやりきる力”が育ってきました。
妻も「最近、部屋が散らからなくなったね」と驚くほど。僕自身も“怒るエネルギー”を使わなくなり、家の空気が柔らかくなりました。完璧ではないけれど、家族みんなが気持ちよく過ごせるようになったのが一番の成果です。
助けられたグッズ・サービス紹介
子どもの高さに合わせた収納ができる優れもの。ボックスが斜めに引き出せるので、片付けやすく、遊び感覚で整理できます。息子が「赤い箱=ブロック」と自分で決めて使い分けてくれるようになりました。
ラベルを貼るだけで「どこに戻すか」が一目でわかります。息子と一緒にシールを貼る“整理ごっこ”をしたら、片付けの意識が一気に高まりました。安くて効果抜群です。
床一面に広がったブロックも、マットごとキュッと絞るだけ。片付けが“ゲームの続き”になるので、息子も楽しそうにやってくれます。外出先にも持ち運べて便利です。
まとめ・パパからのメッセージ
子どもに「片付けなさい」と言うのは簡単。でも、本当に大事なのは「片付けって楽しい」と思わせることでした。怒るより、一緒に笑って片付けたほうが、集中力も自主性もぐんと伸びます。
もし今、片付けでイライラしているパパ・ママがいたら、「遊びに変えてみる」を試してみてください。小さな工夫で、家庭の空気は確実に変わります。

コメント